・ぼったくりバーを事前に回避する方法
私は以前にぼったくりバーに行ったことがあります。
マッチングアプリで出会った女の子についていった結果、ホテルじゃなくてぼったくりバーにゴールインしてしまったわけです…
ということで、私のような被害者をこれ以上出さないためにも、『正しいぼったくりバー対策』をご紹介します。
今ぼったくりバーに居るあなたもこの記事を読めば大丈夫です!
目次
ぼったくられそうな時の対処法
「しまった、ここぼったくりバーだ!!」と思ったら以下の行動を順番に取りましょう。
冷静になる

まずは深呼吸して落ち着きましょう。
良い悪いは置いといて、相手も商売としてやっています。警察・裁判沙汰は避けたいと思っているので、殴られたり殺されたりすることはありません(基本的には)
相手は少し怖いだけのバーの店員です。パニックになって言われた通りお金を払わないようにしましょう。
※とはいえ、万が一命の危険を感じるようならお金を払ってでも逃げましょう。わが身が一番大事です。
レシート・明細を見せてもらう

最初にレシートや明細を見せてもらいましょう。
お酒を飲む場所であるため、酔った自分の勘違いということも十分ありえます。「明らかにおかしい!」と思った場合でも、まずは料金の内訳を冷静に確認しましょう。
チェックするべき項目は以下の4つです。
・料金が相場と大きく離れていないか
・覚えのない項目がないか
・チャージ料金・おつまみの値段が高すぎないか
ぼったくりバーの大きな特徴のひとつに、お酒の料金は適正価格であることが挙げられます。よく「3000円で飲み放題!」などの低価格をうたっていますが、それは嘘じゃないことがほとんどです。
参考までに、私がぼったくりバーから請求された約8万円の内訳はこんな感じです。(はっきり覚えていませんが、大体こんな感じでした。)
・ハイボール(角):2千円(飲み放題)
・ナッツ:4千円
・アイス(氷):1万円
・接客代:2万円
・チャージ料(席代):3万円
・深夜料金:1万円
・休日料金:1万円
飲み放題ぽっきり2千円ですが、他に高額なオプションを沢山つけられてますね。
私の例を見ても分かる通り、『お酒は適正価格だが他のオプション料金が高すぎる』というのが今時のぼったくりバーです。
高いメニューを頼んだのか、はたまた別のところでぼったくられているのかを事前に確認しておきましょう。そして、できれば証拠として現物、もしくは写真だけでも撮っておきましょう!
録画・録音する

スマホやICレコーダーでこっそり録画や録音をしましょう。
もし脅迫や暴力があれば警察に突き出せるので、いざという時のために記録を取ることが重要です。
とはいえ、相手もそれは分かっていますし、スマホを触る行為には敏感に反応します。私もスマホを弄る隙が無かったため、録音も何もしていません。
録画・録音はあくまで可能な範囲にしておきましょう。バレそうならやめておくのも手です。相手にバレて怒らせるのも危険ですから。
交番の前に行く

店員さんと「払う」「払わない」の問答をやっていると、怖いお兄さんやいかつい店長が次々と出てきます。相手が簡単には手を出してこないことが分かっていても、怖いものは怖いのです。
警察は民事不介入の原則があるため、ぼったくられると訴えても動いてはくれません。しかし、交番前であれば脅迫や暴力行為を受けることはないので、安心して冷静に話をすることができます。
暴力行為を避けるためにも「交番の前で話をしよう」と提案しましょう。
相手も意外と素直に応じてくれるはずです。交番の前で交渉するのは、ぼったくりバー側にとっては日常茶飯事ですから。
私は歌舞伎町交番前に行ったのですが、同じ状況の人達が皆集まっていました。ぼったくりバーの人と被害者が集まるシュールな光景に少し笑ってしまいましたね(笑)
弁護士事務所に電話する

どうしても和解できない場合は、弁護士を探して連絡してください。
訴訟も辞さないという覚悟を見せれば、ぼったくりバー側は折れます。裁判になっても絶対勝てないですからね。
とはいえ、こちら側も弁護士先生に出てきてもらうとお金が掛かるので、相談ということで電話するだけにしましょう。弁護士事務所の人間に相談するところを見れば、相手は値下げに応じてくれます。
私は弁護士事務所に電話して代わりに話をしてもらい、結果的に8千円で交渉に応じました。8万→8千円まで安くなったので、諦めて払わなくて正解でしたね。終わったころには朝でしたが…
どうしても決着がつかないなら

最悪の場合はレシートやメニュー表を撮影して、クレジットカードで支払いましょう。また後日に弁護士などに相談してクレジットカードの支払いを止めてもらうことも可能です。
身分を明かして支払いをせずに退却することも可能ですが、『食い逃げされた』と職場に電話されたという事例もあるようです。どちらにせよ解決しなかった場合は弁護士への相談が必須ですね。
対処法まとめ
ぼったくりバーに入った際の対処法まとめです。
・まずは落ち着くこと
・レシートの確認
・会話を録音(可能な範囲で)
・交番前に行く
・弁護士に相談
・最悪の場合はクレジットカードで支払う(後日弁護士に相談)
ぼったくりバーを回避する方法
そもそもぼったくりバーに入らなければ、ぼったくられることもありません。
ということで、『事前にぼったくりを回避する方法』をご紹介します。
怪しいキャッチについていかない

怪しいキャッチはぼったくりバーと手を組んでいる可能性があります。
しかも、キャッチが言う「〇〇円だけしか掛からないから!」という言葉には何の効力もありません。店の方は「キャッチが勝手に言ってるだけ」だとはぐらかします。
怪しいキャッチの言うことは信じないのが基本的な対策になります。
私の体感になるのですが、以下のキャッチには注意が必要です。
・勧めてくる店の種類が少ない
・『〇〇円で飲み放題』をやたら押してくる
・席が空いてるか店に確認の電話をしない
・あまり若くない
これらの条件に当てはまるキャッチは少し怪しいかなと思います。
出会い系を利用したキャッチに注意する

キャッチ自体が条例などで禁止されることも多い昨今は、『出会い系・マッチングアプリを利用したキャッチ』が多くなっています。
私はこれに引っ掛かりました。「いいバーを知ってるんだけど」という言葉に誘われてぼったくりバーに入店。しばらくしたら「電話してくる」などと言って席を外してそのままドロン、という手口でした。
特定のお店を女性の方から切り出してきたら警戒してください。その女性がぼったくりバーのサクラの可能性があります。
Googleマップで調べてみる

ぼったくりバーはその違法性から長く経営が続きません。開業と廃業を繰り返して店の名前を変えています。
そのため、Googleでもお店が認知されません。また、お店が登録されてもぼったくりバーだというレビューが掛かれてしまうので、基本的には大っぴらに宣伝することはないでしょう。
場末の風俗店ですら表示されるぐらいGoogleマップは広く網羅しています。そのGoogleマップで飲食店が出てこない訳がありません。
少しでも怪しいなと感じたらGoogleマップで検索してみてください。
怪しいなと感じたらすぐ帰る

ぼったくりバーに入れば違和感を感じる箇所がいくつかあるはずです。
「ぼったくりバーかも?」と感じたらすぐに退店しましょう。
以下の特徴に当てはまる店はぼったくりバーの可能性があるので、注意が必要です。
料金形態が複雑
先の項目でも説明しましたが、ぼったくりバーは料金形態が複雑な傾向があります。
そして、料金について口頭で説明したり、メニューに記載があったりはするのですが、料金を理解できないように工夫されています。口頭では早口で分かりにくい説明を、メニュー表には端っこの見えない所に小さく料金が書いています。
客が極端に少ない
ぼったくりバーは基本的に客が沢山入ることはありません。
必ず客と店員が揉めるので一組ずつしか相手にできないからです。そもそも知名度がないので客が集まってこないんですけどね。
繁華街に人があふれる花金(金曜の夜)であってもぼったくりバーは閑古鳥が鳴いています。人の多い夜にも関わらず、店内がガラガラの場合はぼったくりバーを疑ってください。
ぼったくりバー回避方法まとめ
以下の方法でぼったくりバーを避けて、安全なお店選びをしましょう。
・怪しいキャッチについていかない
・出会い系の女性から勧められた店は警戒
・Googleマップで事前に検索してみる
・怪しいと思ったらすぐ退店
- 料金が不明瞭
- 客が少なすぎる
【まとめ】ぼったくりバーはただの詐欺

『ぼったくり』なんて可愛らしい字面ですが、実際に行われていることはただの恐喝や詐欺です。
「ぼったくられている」なんて軽い意識ではなく「詐欺に遭っている」と重く受け止め、「悪人のカモになんか絶対ならない!」という強い意志を持って立ち向かいましょう!
まぁ、それ以前にぼったくりバーに入ってしまわないよう気をつけるべきですね。私も以後気をつけます。
それではまた!