『だめだね』(ばかみたい)とは?動画の作り方とブームの理由

アイキャッチ

今ニコニコ動画を中心にじわじわと流行している『だめだね
一体何のフレーズ?昔の曲?といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。

という訳で、今回は『だめだね』とは何なのか?
そして、だめだね動画の作り方について、実際に製作しながら解説していきます。

少し面倒くさいかもしれませんが、特別なソフトやアプリは必要ないので動画制作の中ではかなりハードルが低いやり方です。スマホでも同じ流れで作れますがPC推奨です。

それでは早速解説していきます!

スマホアプリでサクッと作るなら

前の記事でも取り上げたのだが、最近ディープフェイクを使ったおもしろ動画が流行っているこのビッグウェーブに乗ってみたい!でもなんかめんどくさそう!という訳で愛用のiPhoneSE(第二世代)で、一番楽なやり方で作って[…]

アイキャッチ
チータツ
Twitterではタメになる雑学やブログでは紹介できないアングラ情報を発信しています

だめだねとは?何の動画?

最近ニコニコ動画でよく見かけますよね『だめだね()』というタイトルの動画。
とりあえず流行に乗ろうと思うけど、元ネタが何なのか知らない…

という方のために、まずは元ネタと流行の原因を解説していきます。元ネタを知ることで作る動画のネタも決めやすくなりますよ!

元ネタは龍が如くの『ばかみたい』

『だめだね』は2012年にセガより発売されたゲーム

龍が如く5 夢、叶えし者』に収録されているカラオケ曲『ばかみたい』のワンフレーズです。

「だめだね だめよ だめなのよ」というサビが特徴的で、一部の外国人にウケたことをきっかけとして現在の流行に至ります。(海外では『龍が如く』は英名『Yakuza』で親しまれています)

主人公”桐生一馬“を演じる黒田崇矢さんの声が渋すぎることで有名です。

ブームの理由は?

初めに話題になったのは、『ばかみたい』を収録した『龍が如く5』が発売された2012年です。

日本の歌謡曲独特なメロディー、「堅物な元ヤクザの主人公が切ないバラードを歌う」というギャップなどが海外でウケ、『Baka Mitai(ばかみたい)』や『Dame Da Ne(だめだね)』といった名称で親しまれていました。

『龍が如く』の新作が出る度に話題に上がっていた『ばかみたい』ですが、この曲をディープフェイクで歌わせる流行が起こったのは今年の7月頃
※ディープフェイク:AIに人の顔を学習させ、自由にその顔を動かす技術

人気YouTuberのLinus Sebastianに「ばかみたい」を歌わせた動画が挙がり、独特な顔の動きや哀愁漂う表情が話題を呼び、その動画に続くように数々のディープフェイク動画が作り出されました。

日本でも『だめだね()』や『ばかみたい』といったタイトルで、ニコニコ動画を中心に狭く愛されています。

【制作準備】必要なものを揃えよう

それでは、そんなだめだね動画の作り方のご紹介します!

まずは作業に入る前に最低限必要なものを用意しましょう。必要なものは下記の4つです。

この作業は準備が肝ですので、順を追って一つずつ説明します。

・Googleドライブ
・GoogleChrome
・256×256の画像
・作業に使う専用のファイル

Googleドライブ

GoogleDrive

Googleドライブが今回のディープフェイク作成には必須です。

作業に使用するファイルはすべてGoogleドライブにアップロードする必要があります。

Googleアカウントがあれば無料で使用できるサービスなので、もしGoogleアカウントを持っていないなら登録しましょう。

GoogleChrome

GoogleChrome

作業はGoogleChromeを用いて行います。
普段他のブラウザを使う人はGoogleChromeをインストールしておきましょう。

動かしたい画像(png)

『だめだね』を歌わせたい顔の画像を用意しましょう。

今回は例として、フリー素材の画像を使うこととします(面白くないが肖像権・著作権を考慮して)

素材画像

素材画像が用意できたら、256×256のpngファイルに変換しましょう
サイズが違うとうまくディープフェイクができません。(jpeg画像でも、拡張子を.pngにしてGoogleDriveに保存すると、自動でpng形式に変換してくれます。)

普段使うアプリやソフトがある人は、それを使って編集するのも良いでしょう。Windowsなら標準で備わっているフォトアプリでもサイズ変更ぐらいは可能です。

この作業が問題なければ、次の“専用ファイルをダウンロード”のステップへ

画像ファイルを256×256のサイズに変換する方法

今回はいつも自分が使っている編集サイト”PIXLR X”を利用します(スマホでも使える)
PIXLR X

1.画像を開いたら、まずは左端のバーから「切り取り(トリミング)」を選択して、大体で良いので1:1の正方形になるよう切り取る

2.次にバーの一番上の「プロパティ」を選択して、画像サイズの変更を選択
「縦横比を保持」をオフにして、幅と高さの値を256にする

3.最後に画面下の「保存」をクリックして、png形式を選択、ダウンロードをクリックで完成です。

専用ファイルをダウンロード

下の3つのリンクから、ファイルを一つずつダウンロードします(一つの動画ファイルと二つのzipファイル)
(※ファイル容量が大きいため注意)

https://www.kapwing.com/videos/5f2831922695a400156ada1e

https://mega.nz/file/4cAyTIpT#5c5n43cLo4xc_uSgyBMIxMLB1S3_tNtzeiEZALnIyyc

https://mega.nz/file/MNJw3ASA#ykp34kcenxKAEoTAW6__UhSrkxdchzqBq2p6qSzCkLE

アカウントを作成のバナーが表示されるが、アカウント登録等は必要ないので安心してください。
ダウンロードができない方はブラウザを変えるかPCでやってみてください(MEGAアプリを使うのが確実です)

Googleドライブでファイル整理

必要なファイルが揃ったら、Googleドライブでファイルを整理しましょう。

まずはGoogleドライブを開いて、左上の新規をクリック

first-order-motion-model

という名前のフォルダを作る

作ったフォルダに素材画像と、先ほどダウンロードしたファイルを全て投入

4つのファイルを全てアップロードが完了したら

画像ファイルの名前を “02.png” に変更、動画ファイルの名前は “04.mp4” に変更する(※半角です、全角になっていないか注意!)

ファイルのアップロード
このようになっていればOK

ここまでできたら、準備は完了だ

ディープフェイク作成

それでは、ディープフェイクの作成に取り掛かりましょう。

下記のリンクをGoogleChromeで開く

https://colab.research.google.com/github/AliaksandrSiarohin/first-order-model/blob/master/demo.ipynb

色々複雑そうなコードのある画面が表示されましたね?

この画面で作業をします。

(1) まず、1番上の灰色のコードの1行目に

!pip install PyYAML==5.3.1

の一文を追加します。
以下のような2行のコードになればオーケーです。

入力が終わったら、“▶ボタン”をクリックしてコードを実行する

(2) 2つ目の灰色のコードも実行(▶ボタンをクリック)

(3) 3つ目を実行するとリンクが表示されるので、そのリンクをクリックする

リンクをクリック

Googleのログイン画面が表示されるので、Googleドライブを使っていたアカウントでログイン

以下のようなリクエストが表示されるので、”許可”を選択

するとコードが表示されるので、そのコードをコピー

作業画面に戻って、矢印のところにコードを貼り付けてEnter(スマホなら改行など)で確定

(4) 4つ目を実行する
 完了するとGoogleドライブに保存している画像と動画がコードの下に表示されます。
※ここでエラーが出る人は画像のサイズが256×256になっていない可能性があります。サイズが合っているのにバグが起きる場合は02.png と 04.mp4の名前を一度変えて、もう一度元に戻すと実行できたという報告もあります。

(5) 5つ目を実行

(6) 6つ目を実行(最後のビルド)
 下に元画像と動画、完成形が三つ並んだ動画が出力されればOK

(7) 完成した動画をダウンロード
 画面左のフォルダアイコンを選択 → “generated.mp4″を右クリックして”ダウンロード”を選択。(スマホの場合は左上の三本線をタップ→”ファイルブラウザを開く”から”generated.mp4″を選択してください)

(8) BGM用ファイルをダウンロード
このままでは無音なので、BGMを付けていきます

下のツイートのURLをコピーして、Syncerというサイトで動画をダウンロードします。
URL:https://twitter.com/Cheese_Fuji/status/1317342035750260739

(9)動画にBGMを付ける
今回はKapwingというサイトを利用します。

先ほどダウンロードした音付きの動画を貼り付けて、その上にgenerated.mp4を貼り付ける

画面の大きさや位置を調整して、画面右上のExportVideoをクリックすると、画面が切り替わり、ビデオの合成が開始(しばらく時間がかかります)

作業が終了したら自動的に下記の画面に変わるので、ダウンロードしたら作業終了です!!!!

放っておくと延々とループで歌い続けます
 
タツフジ
簡単な作業だけど結構疲れる…

完成した動画がこちら

元の素材が普通だから面白くもなんともない…😡
というか少し怖い…

エラー対処法

現状判明しているエラーの対処法を紹介します。

「…接続できません」という警告:何度も実行したことによる容量オーバーです。半日~1日置くことでまた実行できるようになります。

4つ目のコード実行時のエラー:画像や動画のサイズが適切でない可能性があります。
 サイズを変更してもダメな時は、GoogleDrive内の”02.png”と”04.mp4″を適当な名前に変更。その後、元の名前に戻してみてください。

5つ目のコードが実行できない:”ModuleNotFoundError”と表示されている場合は、1つ目のコードが正しく実行できていない可能性があります。
“!pip install PyYAML==5.3.1″と正しく一行目に入力して実行しているかを確認してください。

動画のダウンロードができない(iPhone):iPhoneの場合はChromeアプリ、Safariではダウンロードができないのではないかと思います。PCで作業するか、他のブラウザアプリを試してみてください。

関連動画

だめだね(Dame Da Ne)動画の作り方を紹介した動画です。
お好みでこちらも参照ください。

・だめだねミーム作成の元祖になった動画
 英語が分かる人向け

・日本人向けの解説動画(ニコニコ)

あとがき

残念ながら筆者はプログラミングなどは素人に毛が生えた程度なので、詳しいことはあまり分かりません。もし新しいエラーの対処方などがあればTwitterで教えていただけるとありがたいです。

そして、龍が如くプレイヤーが増えることを祈る!