・転職前提で就職先を探している
・将来独立を考えている
「卒業してもにやりたい仕事が見つからない」という人は多いのではないでしょうか?(学生時代の私です)
そんな方には営業職を強くオススメします!
営業職の経験は自分を人間的に・ビジネスマンとして大きく成長させてくれます。そして、その経験は転職しても必ず役に立ちます。特に、将来的に独立・起業したいと考える野心家は営業職を経験しておくべきです。
ということで、今回は『最初の就職先に営業職をオススメする理由』を詳しく解説していきます。
よければ覗いてみてください
目次
スキル・能力の向上
まずは営業を経験することで、ビジネスマンとしていかに成長できるかを解説します。
社会人としての基礎能力が身に付く

営業マンは社外の人間と触れ合う機会が特に多いため、ビジネスマナーや礼儀を徹底的に叩き込まれます。
正しい敬語や名刺の渡し方、アポの取り方、レスポンス(返信)の速さなど、例を挙げればきりがありませんが、とにかく沢山あります。また、それらを実践する機会も多いため、経験に基づいた実践的な知識が身に付きます。
日本のビジネスマナーに関しては不可解なものも多いですが、この先数十年は無くならないでしょうから習得しておくに越したことはありません。
対人能力・コミュ力の向上

営業の本質はコミュニケーションです。営業トークのようなビジネス的コミュニケーションはもちろんのこと、取引先との仲を深めるプライベートなコミュニケーションも求められます。
対人能力・コミュニケーション能力は人との触れ合いによって育まれます。多種多様な人と出会える営業の仕事は、まさに対人能力の向上にうってつけです。
プレゼン能力の向上

営業は社内・外の人に向けてプレゼンをする機会が多いため、プレゼン能力の上達が見込めます。
プレゼンは商売の基本です。
どんなに良い商品であっても、その良さが伝わらなければ誰も買ってくれません。
将来的に独立・起業するならば、自分の商品を売ることができないといけませんよね。また、全然違う仕事に就いたとしても営業でのプレゼン経験は必ず役に立ちます。どんな仕事であってもモノを説明する能力は大事ですから。
判断力が身に付く

営業の仕事をしていると機転の早さや判断力が身に付きます。
というのも、営業マンは常に急な電話・トラブルに追われます。大事な時そばに上司や先輩がいるとは限りません。自分の返答ひとつで、会社の売り上げに大きな影響を及ぼすことだってあります。
プレッシャーはありますが、臨機応変な対応をこなしていくことで、素早く的確な判断ができるようになっていきます。
また、電話に対して抵抗が無くなるのも営業職のメリットです。
マーケティングスキルの向上

営業は『誰に・どの商品を・どれぐらいの値段で・どのようにして』売るのかを常に考えます。その過程で、顧客が求めているモノや市場の動向を見極める能力・幅広い知識が身につくのです。
これがマーケティングの基礎であり、新しいアイデアを思いつくための基盤となっていきます。将来的に独立したい方には必須のスキルです。
事務作業に慣れる

事務職に比べると少ないですが、営業も事務作業をすることがあります。契約書や見積書、メールのやり取りなどの基本的な事務作業は毎日行います。(営業に一切事務作業をさせない会社もごく一部存在します)
一般的な事務作業で特別なスキルが身に付くわけではありませんが、PCの扱いや数字に慣れることができます。
新卒で事務職へ就職するのは困難
社会経験のない新卒が事務職に就くのは困難です。
それは昨今の売り手市場でも変わりません。
2020年10月の統計では、全体の有効求人倍率が1.65だったのに対し、事務職の倍率は0.16という非常に厳しい数字でした。
※有効求人倍率:求人数(就職先の数)を求職者数で割った数値。数値が高いほど就職しやすい。
(情報元:https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/)
つまり、人手不足の現代でも、事務職に就けるのは6人に1人だけということです。事務職の大半は女性枠であるため、男性の場合は更に厳しいでしょう。
事務職へ就職するのが難しい場合は、他の職種に就職し社会経験を積んでから事務職へ転向するのも良いでしょう。
メンタル面の成長
営業ノルマやクレーム対応を嫌がる人が多く、営業職は万年人手不足です。裏を返せば、営業を経験することで周りよりメンタル面で差をつけることができます。
積極的になる

営業は普段から攻めの姿勢で仕事をするため、自然と積極性が身に付きます。
転職してからも積極性は武器になります。自分から進んでチャレンジすることで、成長の機会も多く得られるでしょう。また、積極的な姿勢はプライベートな部分でも役に立ちます。特に恋愛に関しては積極性が命ともいえるので、営業経験はモテたい男子にとって大きな成長の糧となります。
鋼のメンタルが手に入る

営業の仕事は常にクレームとの処理に追われ、ノルマが達成できなければ詰められます。その結果、人から怒られても平気な強いメンタルが手に入ります。
転職先で何か問題があっても、「前職に比べたらなんてことないな」と軽く受け流せますよ。
しかし、強靭なメンタルになる前に、メンタルそのものが壊れてしまわないように注意が必要です。
引き際は心得ておきましょう。
その他のメリット
人脈が広がる

様々な顧客や同業者と関わる機会が多いため、自然と人脈が広がっていきます。営業を辞めて元顧客にスカウトされていった先輩も知っていますし、独立後に贔屓にしていた顧客から仕事を貰っている元営業マンも少なくありません。
この現代社会において人脈は力です。
様々な人との繫がりがあれば、それだけチャンスは多くなります。
給料が良い
営業職には、売り上げに応じて手当(インセンティブ)が別途支払われる制度があります。ノルマをクリアして売り上げを大きく伸ばすことができれば、初年度からでも高い給料が見込めるでしょう。
転職活動にも有利
履歴書にある営業の経歴はかなりウケが良いですし、営業で培ったコミュ力を活かせば面接を通過することも楽にできるはずです。就職活動において一番大切な『嘘を上手につく能力』を営業職で培っておけば、既卒のハンディキャップなんか簡単に覆せますよ。
女の子からのウケが良い
『営業 = 陽キャ』という風潮は未だに根強く残っています。そのため、合コンでも「営業です」と言っておけば、他職種の男よりモテます。
※個人の感想です
【まとめ】将来のために経験しておくべき

全てのビジネスにおいて最も汎用性が高く、タメになるのが営業の経験です。どこへ行っても役に立つ能力が得られるので、今やりたいことが無いのなら一度営業マンを経験しておきましょう。営業の経験が必ず将来の役に立つものだとお約束します!
ちなみに、現場の営業マンとしての能力の9割は、2~3年もあれば習得できると思います。残りの1割を長い年月掛けて習得していくわけですが、営業マンのトップになるつもりがないなら不要です。
ある程度経験が積めたなら、転職して幅広い知識と能力を身に付けるのも良いでしょう!
それでは今回はこの辺で!